お金

フルタイム共働き夫婦のお金の管理―我が家の場合

どうも、ヤンセンです。

我が家は僕・奥さんは両方フルタイムで働く共働き家庭です。

先日、同じくフルタイム共働きの会社の後輩(男)から「お小遣いなくて苦しい…(泣)」という話を聞いて、同じフルタイム共働きでも色々な家計管理のパターンがあると改めて思いました。そこで今回は、我が家の家計管理方法について紹介したいと思います。

夫婦の関係や状況は家によってそれぞれですので、同じやり方ができるかはわかりませんが、「こんなやり方をしている家もあるんだな」くらいに思ってもらえれば幸いです。

共働きのお金の管理 代表パターン

共働き家庭のお金の管理方法としては、以下のパターンがあるようです。

  1. 夫婦で別管理にして、生活費を折半する
  2. お金の管理は夫。妻には生活費+小遣いを渡す
  3. お金の管理は妻。夫には小遣いを渡す
  4. 共有口座にお金をまとめて、そこから支出

我が家は①+②のパターン、冒頭に紹介した後輩の家は③のパターンになります。後輩の家は夫婦の収入は同じくらいなのだそうですが、明らかに自分(後輩)の方が自由に使えるお金が少ないと言って愚痴を言っていました。

我が家が①+②と言ったのは、生活費は折半しているけど、お金の管理は僕がしているからです。

まず、生活費については、支出する費目別にどちらが出すかを決めています。

ヤンセン 住宅関係、光熱費、車関係、税金
奥さん 子供関係(保育園代を含む)、食費、日用品

うちの場合も後輩と同じく、お互いの収入額は割と近いので、支出額もほぼ同じになるように調整しています。 お互いの収入額が増減した場合に支出の分担を見直すこともあります。

一方、①のパターンのデメリットとして、お互いにいくら貯金があるかがわからず、「いざというときにお金がない!」「相手が貯金してくれていると思った」などとなるケースがあるようです。

まあ正直うちは僕も奥さんもあまりお金を使わないため、そのような心配はしていないのですが、例えば車の買い替え費用や老後資金など、将来のために必要なお金については夫婦両方のお金をまとめて把握したいものです。

そこで我が家では、僕の方が、自分の口座と奥さんの口座両方(厳密には子供の口座も)を見られるようにしています。具体的には、奥さんの銀行、証券口座のログインID、パスワードを教えてもらって、自分のマネーフォワードと連携させています。

ちなみに、僕はあくまで残高を見るだけであって、勝手に引き出したりはしません。

僕は家族全体のお金を把握できる状態に、奥さんは自分のお金を把握できる状態になっています。僕は家族全体のお金を見たい、奥さんは自分が使えるお金のことが知れればいいという感じなので、このやり方でうまく回っています。

どうやって今の方法にたどり着いたか

うちの家計管理方法は、見方によっては僕の方が立場が強いように見えます。そのため、前述の後輩からは、「ヤンセンさん羨ましいっす…。どうやったらお金管理の主導権を握れますか?」と聞かれました。

その時後輩にも言ったのですが、どちらがお金の主導権を取るかでバトルして、僕が勝ち取ったというわけではないです。

僕と奥さんのお金管理に対する考え方は以下の感じです。

奥さん
奥さん
お金のこと考えるのめんどくさい!老後資金とかヤンセンに丸投げしたい!
ヤンセン
ヤンセン
お金のこと考えるの好き!家計簿つけたり投資計画立てたりしたい!

うちの奥さんは、自分が自由に使える分のお金は把握しておきたいけど、将来のためにいくら用意しようとかは考えるのがめんどくさいというタイプです。一方僕は、お金勘定が好きで、長期にわたっての貯蓄・投資プランを考えたりするのも好きです。

そのため、今の管理方法に行き着いたのはある意味自然だし、お互いにとってメリットがある形になっています。

そして後輩宅の場合は、おそらく奥さんの方がお金管理したいというニーズがあるのでしょう。その場合、夫婦で話し合うなどしてお互いのニーズをすり合わせる必要があると思います。

奥さんにお願いしたこと2つ

①のパターンのデメリットとして、お互いにいくら貯金があるかがわからず、思ったより貯金が少なくて困るケースがある、という話を紹介しました。

では、我が家のように、僕が奥さんの口座の情報を見えるようにすることで、このデメリットの対策になるのでしょうか。

少なくとも、僕が奥さんの口座を見えるようにすることは、奥さんにとってはあまり無駄遣いしないようにしようという意識につながると思います。(実際にそんな意識をしているかは不明ですが)

ただ、うちの奥さんは浪費家ではないとは言え、生活費以外の支出について全くフリーで使ってもらうのもなんとなく心配です。かといって、奥さんの支出内容をチェックして、「今月使いすぎだから気を付けて」などと声掛けするのも気を遣います。

そこで、「①定期預金への積み立て貯金」、「②つみたてNISA」の2つをやってもらうようにお願いしています。この2つで奥さんの収入部分に対する資産形成が賄えるように設定してあるので、それ以外は一切口出ししません

こうすることで、奥さんにとっては、「口座にあるお金は使っていいお金」という状態になり、お金管理のストレスがなくなります。僕にとっても奥さんに対してお金の使い方についてあれこれ言うストレスがなくなり、お互い楽になっています。

おわりに

今回は、我が家のお金の管理について紹介しました。

ただ、我が家の方法はあくまで僕たち夫婦にとって良い方法だというだけで、お金に対する価値観や収入などは家庭によって千差万別です。夫婦お互いにとって納得感のある管理方法を見つけるには、お互いが誠実に話し合うことが一番だと思います。

それでは、また。